覚醒剤取締法が制定される前までは、市販薬として薬局で販売されていたという大日本製薬の「ヒロポン」。その名前の由来は、「仕事を愛する人」を意味するギリシャ語とラテン語の造語だったという。戦後から昭和の時代には、こんな “不適切にもほどがある” ネーミングの商品名が少なくなかったーー。「日本語ブーム」の今、【増補新版】で復刊された呉智英著「言葉の診察室シリーズ」が話題だ。第1巻『言葉につける薬』から、あの商品の意外なネーミン...
覚醒剤取締法が制定される前までは、市販薬として薬局で販売されていたと...